ローズベージュの風に吹かれて

かぞくでみんなをしあわせにしよう。!

わが家の進捗状況ですが、先日地盤改良工事が終わり、基礎工事に入ったところです。
敷地には、建築工事の看板も立っていました。
「○○(夫の名前)様邸」と書いてあると、家が建つ実感が湧いてきます!

今日の記事は、家づくりについてというよりも私たち家族に関する話です。
長文ですので、以下読み飛ばしてもらって構いません。


こないだ夕食の時に家族で話をしていて、どういう話の流れだったか忘れたのですが、長女(小4)が

「私は、今の生活に満足してるよ!」

と言いました。

「まぁ、好きなブランドの服買ってもらえたら、もっと満足だけどね!」

と付け加えはありましたが…。
でも、まさか長女から「満足」という言葉が出てくるとは思わず、驚いてしまいました。

いつもガミガミうるさい母(私)ですし、3人兄弟の真ん中で、わがまま言えずに我慢していることもあるでしょう。
今住んでいる家も古い社宅で、クラスメイトから「ボロ屋敷じゃん!」と言われたらしいし…。
(でも確かにボロだよねー、と娘は笑っていましたが(^-^;)

それでも、娘は「満足」だというのです。

私自身どうかというと…。
「もっとこうなりたい」、「もっとこうしたい」、「こうだったら良かったのに!」という気持ちばかりが先行して、なかなか「満足」と思うことはないような気がします。
自分の希望や理想通りに物事が進んでいけばそれがベストではあるのですが、なかなかそういうわけにはいかないのが常。

ですから、現状に満足できず「こうしたい!」「こうありたい!」と試行錯誤しています。
自分の目標に向かって努力することはもちろん大事ですし、それが達成できた時の喜びが次への原動力になるわけですが、そればかりに囚われて、身近にある「満足」や「幸せ」に気付けずにいるのではないか…。

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家づくりも、それと似ているような気がします。
恐らく一生に一度のことですから、自分たちの理想にできるだけ近い家を建てたいと思うのは当然のこと。
一生懸命な分、どうしたらよいか悩むこともあれば、もっとこうしておけばよかったのではと後悔することもあります。

でも、よく考えてみると、自分たちの家を持てることは幸せなことだし、こうやって家族であーでもないこーでもないと言いながら住みたい家のイメージを決めていくことも、幸せなことなんですよね。
その過程も楽しめる心の余裕を持ちたいなと思いました。
(まぁ、実際にはなかなか難しいですけどね(^^;)

長女の「満足」という言葉にハッとさせられたと同時に、そういう風に考えてくれていることを嬉しく思えた出来事でした。
そう思ってくれている長女の気持ち、大事にしたいです。

実は過去にも、長女にハッとさせられたことがあります。

長女が幼稚園生の時に描いた絵です。

左側に描かれている私は、「あっそうだった」と言いながら何か焦っています。
右下の夫は、テーブルに座って仕事をしている姿だと思います。「ふぅ やっと おわった!」と言っています。
その左には、ボールで遊んでいる長男。
中央には、ピアノを弾いている長女本人と、歌っている次女が描かれています。

長女がこの絵を描いたのは、夫の仕事の都合で私たち家族が九州から関東に引っ越してきて1年ほど経った頃のことでした。
知り合いもいない慣れない土地で、小さな子供たち3人を抱えながらの生活。
私も夫も毎日必死で、全く余裕なんてありませんでした。

そんな私たち両親の様子を見ていた長女がくれたメッセージ。

 みんなでかぞくをしあわせにしよう。!

みんなで、お互いのことを幸せにする。
そういう意味なのだと思います。

当時5歳だった長女から、大事なことを教えられた気がします。
幸せになるのではなく、お互いに幸せにするのだと。
今でも時々この紙を引っ張り出して、当時のことを思い出したり今の自分と重ね合わせてみたりしています。
(クシャクシャになっちゃってますが…(;^_^A)

私たち家族の理想の家は、「家族みんなが幸せに暮らせる家」です!


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