一条工務店との仮契約解除を決断した私たち夫婦。
その日のうちに一条工務店の営業さんに夫が電話を入れ、その旨を伝えました。
ハイムの営業さんは内容証明を送った方がいいとおっしゃっていましたが、それはしませんでした。
お世話になっている営業さんにまず話すのが筋だと思いましたし、内容証明なんて大げさなことをしたらそれこそ一条工務店との関係は終わってしまいます。
私たちのスタンスとしては、いったん仮契約を解除して公平な目で他社と比較検討し、納得したうえでメーカーを決める（多分一条工務店になるだろう）、でした。
会話部分、夫著
私「こんにちは。」
営業マン「こんにちは。どうされました？」
※後ろで、カラスのすごい声が聞こえていました。
私「仮契約についてですが、一旦解除させてもらってもいいでしょうか？」
営業マン「いいですよ。」
私「分かりました。有難うございます。」
営業マン「何が問題だったんですか？」
私「最近、ピアノの調律師さんから、床暖房はおすすめしませんとアドバイスを頂きました。もし床暖房が望ましくないようだったら、今回の仮契約を見直して、もう一度他のハウスメーカーさんも交えて公平に検討したいと思い始めました。」
営業マン「一条工務店の床暖房は、従来のものと違って水を使ってゆっくり温めるので、あまり影響はないと思いますよ！」
私「でも、床暖房を入れているということで、調律師さんとの関係が悪くなるのも嫌なので・・・」
営業マン「わかりました。じゃあ、仮契約解除の手続きを始めたいと思います。書類を取り寄せるまで２、３日かかるので、書類が届きましたらまた連絡します。それから一週間位で返金いたします。」
私「ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」
会話部分終わり
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仮契約解除を決断した一番の理由は、いったん白紙に戻して各メーカーを比較検討したいということでした。
ですが、もう一つの決定的な理由は、会話の中にも出てきた、床暖房とピアノとの関係です。
実はこの日の前日、自宅のアップライトピアノの調律をしていただきました。
その時、床暖房の上にピアノを設置しても大丈夫なのか尋ねてみたんです。
一条工務店の営業さんは「大丈夫です！置けます！」とおっしゃっていましたが、調律師さんからは限りなくNOに近い答えが返ってきたのです。
調律師さんによると、床暖房を入れるとどうしてもピアノが乾燥してしまい、最悪の場合木が割れてしまったり反ってしまったりすることがあるそう。
また、ピアノの音も狂いやすくなるとのことでした。
床暖房を検討しているなら、ピアノを設置する予定の部分だけ入れないようにしてもらうなどした方がよい、とおっしゃっていました。
確かに、一条工務店で建てたお宅でピアノを置いてらっしゃるお宅がたくさんあることは知っています。
床暖房のピアノに対する影響も、昔のものに比べるとさほどないのかもしれません。
でも…。
うちの子供たちは3人ともピアノを習っており、特に長男は音の狂いにものすごく敏感な方です（なので、ピアノの調律も半年に1回していただいています）。
なので、床暖房はきびしいかなぁ～という話になりました。
ピアノの部屋だけ床暖房を入れないというのも、私たちの思い描いていた家とはちょっと違うし…。
このことも含めて、色々と再検討の必要性が出てきました。
こうして一条工務店の営業さんにも了承をいただき、「これで仮契約解除できた！」と思っていたのですが、２、３日経っても、全然連絡が来ません。
⇒仮契約解除、成功するか？その②に続きます。
