ローズベージュの風に吹かれて

仮契約解除、成功するか?その③ 「もう二度とお会いすることもないでしょう」

一条工務店との仮契約解除へ向けた書類を取りよせて頂く約束をして1週間ほど経ちましたが、例によって連絡がありませんでした。
そこで私(夫)は再度、電話連絡をとってみました。

私「こんにちは。仮契約解除の書類は届きましたか?」

営業さん「土曜日に届く予定です。後はそれに記入してもらうだけです。」

私「じゃあ、日曜日の夕方、署名しに伺います。」

と伝えて電話を切りました。

そして日曜日。
書類が届くのが遅いなぁ、と思いつつも、仮契約解除へ前進できそうなので、 前向きな気分で一条工務店さんの展示場へ足を運びました。

今日はそこでの顛末をお話しいたします。


実は、この日は午前中から、ハイムさんのバス見学会に参加していました。
バス見学会の話はまた今度書かせて頂こうと思いますが、ハイムってすごいな、家を建てるならハイムさんかなぁという思いを抱きつつ、見学会終了後に一条工務店さんへうかがいました。

一条工務店さんでは、いつも通り、営業さんが出ていらっしゃいましたが、お互いどこかぎこちない感じでした。

通された部屋は、仮契約を結んだあの部屋でした。あの日はとても暑く感じましたが、この日はよくエアコンの効いた快適な部屋でした。

営業マン「これが仮契約解除の書類です。これにご署名と銀行口座番号を頂ければ、一週間以内に100万円をご返金いたします。前にお伝え致しました通り、一円も費用はかかりません。私、嘘はつきませんので!」

私「わかりました(カキカキ)。お願いいたします。」

営業マン「一条の床暖房は問題ないと思うんですけどね・・・ピアノを置いている一条のおうちは沢山あるので、床暖房のことだけで仮契約解除するのはもったいないと思うんですけれども。」

私「床暖房は仰る通り問題ないのかもしれませんが、床暖房を設置しているということで、お世話になっている調律師の方やピアノの先生に何か思われるのもちょっと嫌だなと思いまして。」

営業マン「そうですよね。わかりました。」

そして、営業スマイルを浮かべたまま、こう続けました。

営業マン「これで、もう二度とお会いすることもないでしょうけどね。

私たち、絶句。
一瞬耳を疑いましたが、営業マンはそうはっきりと言ったのです。
2週間前は、「末永く、よろしくお願いいたします」と言っていたのに。。。

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この時点では、私たちの中では、一条工務店での建築を完全に消し去っていた訳ではありませんでした。床暖房もまだ魅力的に思っていて、営業さんが提案したピアノ部屋を避けた床暖房の設置も心の片隅にありましたし。
(ただ、他のハウスメーカーの営業さんに聞いて、床暖房がもし壊れたら全部の床をはがして修理しないといけない可能性があると聞いていたので、ちょっと無理かな、とも思っていたのですが・・・)

この営業さんの中では、既に私たちは客ではなくなっていたようです。まあ、私たちのようなめんどくさい客を相手にするのにも疲れたのでしょう。

もう二度とお会いすることもない、その言葉を聞き、私たちは絶句し、何も言えないまま、玄関に誘導され、外に出された感じでした。

これで、一条工務店さんとの関係は、「もう二度とお会いしない」ものになったのです。

展示場からの帰り道、車の中で「私たち、あの営業さんともう二度と会わないんだってよ!」と夫婦で笑い合いました。
もはや一条工務店には全く未練がないことに気付きました。

更に一週間後位に(ちょっと一週間過ぎてたかも?)無事に100万円が返金され、私たちと一条工務店との関係は完全に終わったのです。

もし、ハイムさんとの打ち合わせで一条工務店との仮契約の話を口にしていなかったら。
ハイムの営業さんからの厳しいアドバイスをいただいていなかったら。
私たちはきっと、一条工務店で家を建てることになっていたと思います。
あの営業さんに家づくりをお任せして、本当に満足のいくおうちを建てることができたかどうかは疑問です。

こうして、私たちはハイムで家を建てる未来に向かって進んでいくことになります。

この記事は、一条工務店を非難したくて書いているわけではありません。
私たちの場合はたまたまこうなってしまっただけで、いい営業さんもたくさんいらっしゃるだろうと思いますし、一条さんで素敵なおうちを建てて満足していらっしゃる知り合いも身近にいます。
一条さんの家を現在建築中の知り合いもいます。

一条の家は、私たちの中で第一候補に上がり仮契約を結んでしまうほど魅力的な家だったのですが、ちょっとした言葉のすれ違いやタイミングのずれ、営業さんとの相性などで、結果的にこんな風になってしまったのだと思います。

ミサワホームとの3度目の打ち合わせに続きます。


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